テレビでは報道されないこのような地域がたくさんあります。
皆さんが少しでも動けば、このような地域にも手がまわります。
どうか、少しだけ何かを我慢して、募金なり物資提供なりしてくれればと思います。
以下、引用です。
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実はいろんなところに書き込んでいるので、変な文章かもしれませんが取り急ぎ。
山元町山寺に住んでいます。
幸いにも親兄弟も無事、自宅もなんとか残っています。しかし、中浜の親戚宅は津波により倒壊。というよりも消失。知人も含めて現在十数名で生活をしています。
2日ほど前に電気が復旧し、回線もなんとか不安定ながらつながるようになり、やっとこうしてNetを利用できる状態になりました。
しかし、依然、余震も続いていて 心休まらない状態です。
水道も復旧していないので、生活用水の確保に一日中費やしています。
トイレや入浴や洗濯もままならないために衛生状態が悪いです。
小さい子供や高齢の方々の健康状態が非常に心配です。
また、連日の寒さも影響しています。
幸いにも、我が家では、石油ストーブがあるのでなんとか暖はとれています。
もちろん、ライフラインの復旧も最優先事項ですが、さらに問題があります。
山元町の現状が報道されることもほとんどなく、また、物資のみならず人員の援助も なにもかも少ないのです。
避難所では自らも被災者である、役場職員や、学校職員が休むまもなく避難所の運営にあたっています。
実際、多くの職員が津波の被害にあい行方不明にもなっています。
そして、もうひとつ。
遺体が発見されても本人確認をする段取りがあまりにも悪いために、地震の翌日には安置所に収容されていることもわかっているのに、対面させてくれない。または、収容されるまでは本人と識別できそうな身の回り品があったにもかかわらず、途中で紛失されてしまい、本人確認に手間取り、1週間も放置されている状態です。
家族は今でも探しているのに、このような有様です。
その大きな原因が人手不足と手順が複雑すぎる現状です。
同じ宮城県でも、名取市などは安置所の入り口に身体の特徴や判明している場合は氏名などの一覧が張り出されているのに対して、亘理山元の安置所である旧角田女子高の安置所では、受付をしてから 一覧表を見せられ、それに合致していてはじめて遺体の写真だけを見せられ、それでわからない場合は、自分が探している人の身体特徴などの情報を記入する。そのいずれも長い間待たされた挙句。
他の安置所では もっと確認できるまでの時間が短いと探し回っている人が嘆いています。
地震から1週間以上が経ち、皆 心身ともに限界です、それに加えてこの有様。
改善してくれと直接頼んでも、人が足りない、こういう段取りだ・・・どうかんがえてもおかしい。
実のところ、私自身も被災しているので、情報収集や周りへの呼びかけに費やす時間が限られています。
このブログのことも、東京の友人たちから紹介されました。
被災地にいると情報がほとんど入手できません。なおかつ発信もほとんどできません。
そこで、お願いがあります。
どんな手段でも結構です。
山元町の現状をメディアにさらしてください。
メディアの影響力はこのような非常時代においても大きく、動かないものも動かしてくれます。
避難所の人たちの健康状態も限界です。
もちろん、自宅で生活している人たちも同様です。
なにより、これから復興していかなければなりません。
そのためにも、一日も早いライフラインの復旧と心の安定を求めます。
長くなりましたが、お力を貸していただけたらと思いコメントいたしました。